松原八幡宮祭礼絵馬(宇佐﨑部分)の考察

松原八幡宮祭礼絵馬 宇佐﨑部分

松原八幡宮祭礼絵馬(宇佐﨑部分)

地理的考察の概要

本資料は、絵馬が奉納された年から約80年後の明治八年(1875年)作成の地図と比較し、当時の宇佐﨑地区の様子を推察した貴重な記録である。

絵馬に描かれた地区の様子

中心部に描かれた鳥居が石手神社であり、現在は東側より参拝するが当時は南側から参拝していたことが確認できる。

上の部分に描かれた川は、現存する百合の川であり東山道をはさんで蓮池が見うけられる。下の部分に描かれた用水路らしいものは塩田の澪で、今は全くその面影を留めていないが、東部下水苑の北側にある放水路が当時の沖新浜と戎新浜の間にあった澪である。絵馬に描かれている澪は十八反の北の澪であると思われる。

絵図の中央を横切る道路は現在の宇佐﨑本通りで、左端の広い所に現在の宇佐崎公民館が位置していると思う。

  • 記録:宇佐崎総代・土師日出一 記
  • 出典:姫路市史 第十五巻(別編・民俗編)